ショーケースの片隅に静かに佇んでいたアンティークな時計

私は時計などを眺めて回るのが好きで、街に出た時などはしばしば時計を扱っている大型の家電量販店の時計コーナーに出向いて、ショーケースを端から端までゆっくりと眺めて回ったりすることもあります。

眺めていると、時計にもピンからキリまであり、価格によってショーケースへの陳列のされ方もまったく違っていたりして面白いです。

そんなことを考えながらいつものように時計を見て回っていると、ショーケースの片隅にアンティーク風デザインの懐中時計を見つけました。

たくさんの時計が陳列されているショーケースの中で、なぜそのアンティーク風の懐中時計が目に留まったのかといいますと、ショーケースの中のほかの時計はピカピカに磨き上げられた金色や銀色のボディが輝いていましたが、その懐中時計のみは渋く燻されたような真鍮色で、ほかのピカピカの時計とショーケースの飾りの中にひっそりと埋もれているように見えたことと、その懐中時計以外はすべて腕時計だったために、逆に気になって目に留まりました。

キャビネット | アンティーク家具や輸入家具の専門店「アンティークフランドル」

私はちょうど新しい時計を買いたいと漠然と考えていた時期でした。

しかしいつも時計コーナーのショーケースを見て回っても同じようなピカピカの腕時計で少し物足りないなと思い始めていましたので、そのアンティーク風な懐中時計はなんだかとても好ましく感じました。

あまりキラキラと自己主張しすぎることなく、ふところでひっそりと時を刻むというスタイルが気に入り、ショーケースからそのアンティーク風懐中時計を出してもらい、購入して帰りました。

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